JWDA 中部支部 オープンイベントに参加

JWDAウェブ解析 江尻さんのセミナーに参加してみたくて、8月5日の中部支部オープンイベントが無料だったので参加してみました。

残念ながら、江尻さんのセッションでは、これまでの活動とウェブ解析士とは？という紹介まででしたが、JWDA会長の中川氏のセッションや東北支部の男澤氏のセッションもあったので、記録用にレポートしておきます。
中川氏のセッションは、正直面白い話だったし刺激を受けることができました。

＜メモ＞JWDAポリシー
「がんばれベアーズ」＝視野を広げるべし


■江尻氏のセッション
ウェブ解析士とは？
http://www.esprit.co.jp/jwda_chubu/chubu_pri.html
※アクセス解析とウェブ解析とは異なる！事業の成果につなげることがウェブ解析士らしいです。

こんな話がありました。
「テレビ電話のWebサイトを作成するとき、ウェブ解析だからこそ気づいたニーズありました。なんだと思いますか？」
「・・・」
「・・・」
「耳の聞こえないユーザからのニーズです。つまり手話」

誰もがどこでもウェブ解析が学べ、仕事にできる環境を整えているところだそうです。
初級ウェブ解析士講座、上級ウェブ解析士講座、マスターまで用意されていて、大学や専門学校にて講座やワークショップ活動もしているそうです。
2011年8月5日の話しでは、
マスター：約100名
上級：約200名
初級：約800名

ぐらいだそうです。興味が持てたので、無料セミナーに参加して身につけるべきかどうか検討していきたいと思います。

■東北支部 男澤氏のセッション
※ビジネス開発ディレクターという活動をしているそうです。

テーマ「頑張ろう東北」
無料でホームページを作成して貢献した。※情報発信がメイン
仙台は復旧していっているが、南三陸町などは全然復旧目処みえていない。復旧が進んでいない。
震災当時は、一気に仕事がなくなり、本当に大変だったそうです。
「うちの会社はもう仕事がない。みんなで何をすべきか考えよう」と社員と会話したそうです。震災から5ヶ月後、やっと売り上げが上がってきた。その経緯を教えてくれました。

ウェブの仕事がなくなった。
↓
どうやって食って行こう？
↓
人材を活かす、雇用を増やす仕事をしなければ。
↓
スローネット人材
ココム

事業概要
1：第6次産業の支援
20名雇用→ネットショップで農産物を売る
雇用については国から支援

2：被災写真のクラウド化
写真洗浄、スキャン、補正加工、クラウド化
持ち主を知っている地元の雇用
「オンラインアルバム＆メモリアル」事業へ発展させたい。

3：再生パソコンを東北に普及
セカンドライセンス
データ消去、クリーニング、インストール、設置は技術OB（シルバー人材センター）
製造業とのコラボで付加価値化
Web、クラウドの活用普及

4：高齢者に優しいWeb体験

5：リアル版農園ゲーム
ゲームサイトで農作業を指示し、実際の農園で作業

東京との差別化（地方としての活動）
ITとかWebの仕事だけど、リアルに近い事業を考えている。
ファストネットからスローネットへ
リアルでローカルで、ヒューマンな、Web世界


情報の集中から分散へ
高齢化社会・情報弱者に役立つWeb
ローカルコミュニケーションを助けるWeb
エクスペリエンス・デザイン
ユニバーサル・デザイン
ペルソナデザイン

震災の体験を通して、人のために、地域のために、社会のためにを考え、事業戦略を実行した男澤氏の行動力はすごいと思いました。勉強になりました。

■JWDA 中川会長のセッション

テーマ：Web業界で10年生き抜くためには
Webだけでなく、Webとリアル・地域産業などを考えてイノベーションを起こす。

今日このセッションに出て、得てほしいことは
「ブラウザ時代は終わったということです。」

中川氏が常に見ているという近未来のムービーを見て、 中川氏の解釈を紹介してくれました。例えば、、、

• インターフェイスにボタンが少ない
• ユーザは何となく触っている
• ブラウザ時代は終わった

「常に業界の未来を想像し、先に考えておくことこそ必要」

動向について紹介（※スライドのテーマのみ掲載）

• ゲーム進化論
• Web閲覧環境の進化論
• ユビキタス時代が来る
• インターフェイスデザイン
• GUI→UD→HCD/NUI
• 個人→公共
• 全てはオンラン化
• クラウドに移行する
• イノベーションは安価になる
• すべてはローカライズ化される
• すべてのマーケティングはデジタル化する

インターフェイスデザインと操作方法だけが変わる
↓
それについて行けば何となくなる
コンテンツはあまりかわらない。（※個人的にはそうは思えないけれど・・・）

念頭に入れておくこと
・全く違う分野がつながる
※アップルは昔ハードメーカーだったが、今では音楽配信などさまざまな事業を拡げている
・何かと何かを組み合わせれば何かイノベーションが起こらないか？
・グリーなどのモバイルビジネスモデルが飽きられるのではないか。
・ヒューマン・センタード・デザイン
・ブラウザ時代は終わった
・クラウドがもたらす先を考える
・時代のキーワードを拾え
・UIを追えば良い
・コモディティではなくスペシャリティであること
・Always break a general idea! 

メールマガジン作成に助けになるサイト紹介

メールマガジンの作成には、結構な手間と時間がかかります。
初めてメールマガジンを運営していくとなるとなおさら。

予算やメールマガジンの重要度にもよるのでしょうが、メールマガジンを運営するために、以下のような企画設計していくと思います。（主な企画プランニング項目です）

• 目的
• 顧客の売り・ブランド
• ターゲット
• メールマガジンの効果測定指針とゴールの設定
• メルマガ会員とのコミュニケーション設計
• メールマガジンに掲載するコンテンツ
• 掲載コンテンツのプライオリティー設定
• 他のツールとの連動
• 新規顧客から優良顧客へのステップアップシナリオ
• 会員の属性情報の取得範囲とCRMメール機能の設計
• 配信のタイミングと配信シナリオ、そして配信回数
• HTMLメールとテキストメールだけでなく、PCと携帯メールの役割分担
• 運営ルール、メルマガ作成ガイドライン、効果検証ルーチン （トライ＆エラーを繰り返し効果の出るメルマガにしていく）
• メールマガジン配信システムの選定
• メルマガ会員の集客手法

などのことを考慮して、実際のメールマガジンの内容を考えていくわけですが、
メールマガジンをただ一辺倒に情報発信するようなモノであれば、ここまで考える必要はないかもしれませんが、顧客に合せた情報配信とリレーションをしていくような「CRMメール配信」をしていく場合は、上記のことは最低限必要だと思います。

メルマガ配信システムの機能にもよりますが、「CRMメール配信」をしていくには、以下のようなメールを用意して、ゴールの達成を目指します。

• シナリオメール・ステップメール
• イベントメール・キャンペーンメール
• 定期メール
• フォローメール

■シナリオメール・ステップメールは、特定のアクションから3日後、10日後、20日後、25日後など一定のシナリオに合せて配信していくメールを僕はそう呼んでいます。

■イベントメール・キャンペーンメールは、ユーザ会員への告知、お得・限定・特典など満足度向上企画や、セールやイベントの告知を配信するメールのことです。

■定期メールは、会員への新着情報のお知らせや人気コンテンツのランキング報告など、週間、月間などのメールです。

■フォローメールは、アンケートに反応してくれたユーザへのコミュニケーションメールであったり、特定のアクションに関するリマインドメールなどを呼んでます。

次に考えるのは、実際のメールデザイン。
テキストメールやHTMLメールのデザインです。
こちらも、結構時間と手間がかかります。

情報の順序、ユーザの目線、キャッチコピーとメインイメージの相性、版面やモジュール（HTML要素デザイン）とコピー表現の統一性、HTMLメール全体でのトーン＆マナー、そして配色。
HTMLメールの目的にもよるけれど、ブランドイメージを向上しつつ効果が出せるHTMLメールを作成するには、それなりに時間がかかります。

しかし、HTMLメール作成1万程度で作成しますって会社があると、ホントに考えて作成してんのかな？って疑問に思います。

HTMLメールの無料テンプレートとかもあるので、それらを使って時間短縮してキャッシュフローを改善しているのかもしれませんね。

HTMLのテンプレート配布サイト＜無料＞
100+ free HTML email templates | Campaign Monitor

CarbonGraffiti.com

HTMLメールのデザイン作成に参考になるURL紹介
面白法人カヤックさんのデザイナーブログで記事がありましたので、掲載しておきます。
http://design.kayac.com/topics/2010/11/mailmagazine.php

折りたたみ式Bluetoothキーボード購入！

セミナーなどに愛用のMacbook Proノートパソコンを持って行くのが重くて辛いため、折りたたみ式Bluetoothキーボードを購入！実際、セミナーでiPhoneにキーボードから入力している人をちょくちょく見かけていたので、ずっと欲しかったんです。

今日、品物が届きまして、早速使っています。

iPhoneをキーボードの上にある台に置いて、使用します。

この記事はそのキーボードを使って書いています。

実際の使い心地は、キーボードが小さいため、
少し打ちにくいですが、慣れてくると全然問題ありません。WiFiをもっている方であれば、
Web閲覧も快適でブログをサクサク書けて、すごく良いのではないかと思います。
僕は、iPhoneを置く台がキーボードに付属されているSANWA 400-SKB016を購入しました。
持ち運び時のケースもセットになっていました。
アマゾンから購入しましたが、価格は6000円台のモノです。

勉強会など利用で便利な機能など発見したらまた追記します。